古民家再生、古民家物件、リノベーション情報など。

くらす株式会社

対応エリア神奈川県湘南エリア

つくるのはコミュニティ。

古民家アイコン

湘南にて”コーポラティブハウス”という住み方を提案する、くらす株式会社代表の福田さん。「暮らす湘南」というサイトを立ち上げ、新しい住まいづくりを考え続けてきました。不動産業界が今どのような状況にあるのか。そしてコーポラティブハウスの未来とは。福田さんの現在進行形の思いを語って頂きました。

インタビュー

東京から湘南へ

福田
あのー、皆さん工務店さんとか設計事務所さんじゃないですか。だからここで古民家の活用推進の話をしてもいいのかなと思うんですけど。
──
いや、全然大丈夫ですよ(笑)。古民家を大切にしましょうっていうサイトなんで。
福田
それならよかった。
──
福田さんは湘南で……あの、いきなり余談で済みません。福田さんって、なんか僕の知ってる雰囲気やな、誰かに似てるなって思ってたんですけど、僕の叔父なんです。
福田
はい。
──
その人、めっちゃサーファーなんですよ(笑)。
福田
(笑)
──
「暮らす湘南」のサイト見て、あ、なるほど!と思って(笑)。
福田
そうですか(笑)。
──
波乗りしてる人って、独特の雰囲気ありますよね。うちの叔父もゴリゴリのサーファーなんです。僕も一回だけ誘われてサーフィンしたことあるんですけど、ロングボードで。ボロボロになりながら、最終的に、一瞬、ボードの上で正座したっていう(笑)
福田
正座ですか(笑)。
──
結局丸一日かけて、その一瞬しか乗れませんでしたけど、ちょっと分かったんですよ。
福田
感覚が。
──
そう、あ、たぶんこれが気持ちよくてみんなハマるんだなって。
福田
相当なアドレナリンが出ますからね。だから中毒になるんです。
──
なんか、地球に動かされたというか。今まで経験したことのない力で持っていかれた。
福田
ほんとに自然の力ですからね。
──
あれにハマると、生活もあれ中心になりますよね。
福田
やっぱりそうなりますね。僕、この仕事を始めたのはサーフィンがきっかけというか。僕は元々東京の青山で働いてたんです。
──
え、そうなんですか。
福田
全然違う職種ですけど。でも都内だとなかなかサーフィンできないんですよ。
──
でしょうね(笑)。
福田
それで湘南に移ったんです。それで最初に住んだのが鎌倉。定番ですけど。
──
はいはい。
福田
その時、移る前に仕事辞めて、現地で仕事を探したんですけど、それが不動産だったんです。
──
へぇー。
福田
不動産の仕事なんですけど、不動産と言ってもいっぱいあるじゃないですか。一般仲介もあれば、ビルの管理もあれば、賃貸だけ、売買だけ、分譲もありますけど、入った会社がたまたま分譲だったんです。それが今の仕事につながってますね。
インタビュー

土地をシェアする暮らし

──
「暮らす湘南」は、リノベーションしたものを分譲されてるんですか?
福田
新築と両方やっています。普通分譲というのは、用地を買って、そこに建てて、ということなんですけど、うちは用地を見つけたら、まず買う人を集めて、その方々に土地を買ってもらって、みんなでつくっていくという形です。
──
あー。そういうことですか。
福田
そのプロデュースをやる会社なんです。コーポラティブ方式という考え方なんですけど、都内なんか結構あって、マンションを作るというのが多いですね。でも湘南なので、マンションよりも戸建ての街づくりの方が似合ってるので、戸建てがほとんどですね。今はそこに古民家再生や移築も扱って、コーポラティブ方式の街づくりを進めています。
──
なるほどなるほど。住まいのスタイルとしては、別荘的な感じが多いんでしょうか?
福田
んー、過去はファミリー層の方々が多かったんですが、今は都内からデュアルライフで来られる方々も増えてますね。
──
そうなんですね。お金は皆さんが出し合うという形ですよね。
福田
そうです。
──
ということは、家単位じゃなくて、そのエリアのコミュニティという単位なんですね。
福田
そうですね。コミュニティをつくることが目的です。土地の権利は持つんだけど、それをシェアする暮らしというのをやってるんです。
──
へぇー。面白いですね。
福田
例えば400坪とか500坪の土地に、大正時代の建物が建っていると、もうこれは2億とかそんな数字になっちゃうんですよ。
──
はい。
福田
なかなか誰も買えないですよ。だから普通だと壊しちゃうんですね。壊して、どっかの業者が買って、小さく区割りして、そこに新しい家を建てて売るというのが普通の不動産屋の流れです。
──
はいはいはい。
福田
でも、例えばそれを直す、あるいは壊してしまっても、その材料を新しく建てるものに活かしていく、いわゆる再築という形ですね、そしてそこに住みたい人たちを数人集める、ということも可能なんです。
──
うちの近所はお屋敷がいっぱいあって、僕の家の土地が180坪あるんですけど、ご近所の中で一番狭いんです。そんな広い土地、次の世代が継ぎたがらない。土地は安いですけど一応大阪なんで、数百坪になれば固定資産税もまあまあかかるんです。だからお年寄りがいなくなるとその子供が継がずに処分してしまう。その瞬間に上物なんか潰されちゃうんで、それをどうにかできないのかってずっと思ってるんです。コーポラティブっていうのは、その問題に対する一つの解決策ですよね。
福田
「シェアする」っていうことの変形なんです。ルームシェアがありますが、そのもっと大きな形ですね。こういうやり方に賛同して頂ける方はかなり多いですよ。
──
あ、そうなんですね。もうそういう流れが始まってますもんね。
福田
ただそのやり方がみんな分からないし、それをやってる会社っていうのがそんなに無いんです。普通はデベロッパーが入って、ぐしゃっと潰して、新しいものを建てるだけだから。
──
はいはい。
福田
だから新しい選択なんですよね。
インタビュー

震災とコミュニティ

──
今はテレワーク、シェアオフィスというものも広がってきてますし、時流に乗ってる感じがします。でもやってるところって少ないんですか。
福田
だって、めんどくさいですからね。
──
ああ、やっぱりそうなんですね。
福田
時間もかかるし、人も集めなきゃいけないし。
──
たとえば5世帯が住めるエリアがあったとして、5家族揃わないと着工にはならない、という感じなんですか?
福田
そうです。それが基本。だからまず人集めです。
──
はー。
福田
うちは会社設立から15年経ってますけど、この仕事しかやってきてないんですよ。
──
え、そうなんですか。
福田
やっぱり最初はまあ……それはそれは集まらなかったですよ。
──
あー。
福田
分からないから。言ってることが。
──
そうですよね。たぶん僕が一番最初に「暮らす湘南」のサイトを見て感じたことと同じですよね。よく分からないという。
福田
そうですね。でもそこからいろんな形ができてきて、それを実際に見て頂くこともできるようになりました。あとは時代の変化ですかね。特に東日本大震災の後、やっぱりコミュニティが大事なんだということを…
──
あー、なるほど。
福田
あれでみんなが感じたんですね。だから私たちがコミュニティを作っているんだということも、少しずつ理解頂けるようになって。
──
そうかー。
福田
なんでも作るわけじゃないんですよ。それぞれにコンセプトがあって、それがハードルにもなっていて、そこに共感する人しか集まらない。そういう形が見えてきた頃から、人集めにいい流れが生まれてきました。
──
古民家リノベーションもそうなんですけど、周りに誰もやってる人がいない、需要はあるんだろうけどそのためのノウハウや情報がない、そういった状況で、それでもやっちゃう人がごく一部いて、それからかなり遅れて、大勢の人たちが後からついて来るという形があるじゃないですか。
福田
(笑)そうですね。
──
お話を伺っていて、会社を立ち上げられてから15年かけて今、そういう状態にあるんじゃないかなと思いました。
福田
いや、そんなに先を走ってるとは思わないけど(笑)。
──
いやあ、15年前にコーポラティブハウスを始められたっていうのは凄いなと思いますよ。だって15年前ってスマホどころかPCやインターネットもまだそんなに普及してないですよ。
福田
不動産業はみんな紙の時代でしたね。でもうちは一切紙をやんなかったです。15年前からホームページで広告してました。
──
え! すごいっすね。
福田
バカじゃない? って当時言われました(笑)。でも絶対そうなると思ってたから。
──
へぇー。どっちも先見の明ですねぇ。
福田
どうなんでしょうね。でも今はやっぱり、古民家再生のことにつながるんですけど、協会でも勉強させて頂くうちに、時代も変わり、暮らし方も変わり、住宅のあり方が変わってきたというのをすごく感じます。もう新しいものを作るっていう時代は終わりなのかなって思いますね。
──
ですよねえ。そう思いますけどね。
福田
なのでやっぱり古民家再生や古民家移築というところと、ずっとやり続けてきたこのコーポラティブという仕組みを、うまくマッチさせていきたいですね。それが結果として古民家の再利用や活用につながっていくんじゃないかなと思います。
インタビュー

女性のデュアルライフ

──
突き詰めていくと古民家って「住宅」っていう概念が無かった時代のものなので、なんか自然発生的なニュアンスも残ってると思うんですよ。「洞窟」とか…屋根があって、壁があって。
福田
(笑)いや、そうですね。うん。
──
そういう時代って、土地が越境してるから裁判だとか無いじゃないですか。うちだって移築されて100年ですけど、お隣さんとの境界がめちゃくちゃなんですよ。完全にお隣さんの敷地の中に、うちの水道の元栓が…
福田
(笑)昔の境界はそういうのよくありますよ。
──
でもたぶんそれって当時は「権利侵害」じゃなくて「シェア」みたいな感覚に近かったんじゃないかなって。
福田
ああ、そうでしょうね。水道管が4~5軒向こうからずーっと家々の地面の中を通って自分の家につながってる、みたいなのって昔は当たり前にありましたから。
──
へぇー。
福田
あと、住み繋いできたから。売買するってことがなかったので、近所の人たちが代々みんな知り合いで、そういうことってあんまり問題にならなかったんでしょうね。
──
また僕の地域の話で恐縮なんですけど、田舎ですけど大阪なんで、古い家は潰しますけどみんなあんまり村から出ていかないんですよ。で、うちはだんじりがあるんですけど、祭になると村に活気が出てきて、毎晩あちこちで酒盛りしてて楽しそうで、村全体が盛り上がるんです。でも僕なんか余所者なのでその中に入れない。すごい羨ましいんです。
福田
ほー。
──
地元の人たちって小学校からずっと一緒じゃないですか。僕、この年齢になってようやく、コミュニティに属し続けることの良さが分かってきましたね。
福田
はいはい。
──
古民家って、物体としての構造物というより、実際はそういったコミュニティを含めての容れ物であり、生活だなと思いますね。お金を払ってモノを手に入れるんじゃなくて、自分はどういうところでどういう暮らしがしたいか。
福田
もう若い人たちがそういうところに気付き始めてますね。
──
お客さんの世代のボリュームゾーンってありますか?
福田
お客さんは子育て世代は圧倒的に多いですけど、デュアルライフ(二拠点生活)となると50代60代になりますし、都内でいうとシングルの女性ですね。
──
おー。
福田
そういった女性のデュアルライフ。
──
すごいですねー。東京ならでは。
福田
賃貸のマンションに住んで、湘南で不動産を持つ。そういった方々も増えてきています。
──
そういうライフスタイルって日本であんまり無いですけど、海外はざらにありますよね。僕、季節によって働く国を変える人を知ってます。イギリス人なんですけど、寒くなってきたらあったかい南イタリアに働きに行くんだと。あっちでも自分の仕事と家があるからって。僕、二十歳くらいの時にその人に出会ったんですけど、何ソレ!って(笑)。
福田
それは羨ましいなー(笑)。
──
僕はその人を知ってすごく自由になれたんです。だから今のお客さんが、湘南で実際にそういう暮らしをしてるんだと、誰かに喋ってくれたら、それを聞いた人が同じように自由になれるんじゃないかと思います。
福田
そうですね。その上でやっぱり、古民家の利活用は「住まい」として使ってもらえるのが一番本当は理想なのかなと思いますね。
──
ですね。
福田
人口減少とかいろんな問題があるから、古民家を解体して転用して別の活用方法で使っていく、というのもアリなんだけど。周りの環境によりますね。「残す」っていうのはそのまま残すのと、あるものを再利用するっていう2つのパターンしかなくて。
──
僕は街並みっていうものを、まずどうにかしたいです。中身はもう問わない。
福田
(笑)
インタビュー

鎌倉山の古民家プロジェクト

福田
今やってるプロジェクトですけど、鎌倉山というのがあって、1200坪の西向きの斜面で富士山が見える場所なんですよ。それで鎌倉山というだけあって、山なんですね。生活に不便な場所なんです。元々は別荘地で。
──
はい。
福田
そこに昭和3年の古民家が一棟、昭和30年の古民家が一棟、あと昭和45年の、これは古民家と言えるかどうか微妙ですが、古家があって、その3軒をコーポラティブで再生させるプロジェクトをやってるんです。
──
ほー。
福田
数年前からオーナーさんが売られるということでお話を頂いていて。ご両親が母屋に住まわれていて、昭和30年のものがオーナーさんの家で、今は違うところに住んでいて、そこを売却するのにかなり時間をかけたんですけど、なかなか売れないんですよ。マンションを建てられる土地じゃないし、結局戸建てを建てるしかないんだけど、誰もやりたがらない。
──
はいはい。
福田
でもオーナーさんは売りたい。なぜ売りたいかというと、お金に困ってるわけじゃなくて、次の相続の時に、自分たちの子供に相続させるとかわいそうだと。管理しなきゃいけないし、住まないのに固定資産税だけ払わされ続けるし。だから自分の代で整理してあげたいという思いがあるんです。
──
なるほどー。
福田
というところから始まったプロジェクトなんですが、みんなもう大体壊すと思ってるんですよ。でも、壊しませんよって。
──
はい。
福田
壊さないで、これを直しましょうと。そこに「古民家ビレッジ」というコミュニティを作ろうとしています。
──
いいですね。そういうことやりたいなー。自分の家は大体終わったんですが、次は自分のいる集落にリノベーションされた複数棟の集まりがあればいいなって思うんです。そういうのって一つモデルケースができると進みますよね。
福田
やっぱり今来る人はそれなりの人たちが来ますね。大学教授だったり。アーティスト系の方だったり。
──
ああ。そういう人たちが最初に率いてくれる感じですよね。
福田
そうなりますね。うちは不動産的に考えずに、コミュニティとして捉えることができる形を出したい。先にコミュニティで、その次に、そういう暮らし方をするんだったらこういうものがありますよっていう順番が、あるべき姿じゃないかと思います。
──
ちなみに例えば、今回の鎌倉山の古民家再生のコンセプトってあるんですか?
福田
そこはもう「利活用」なんですね。ようはそこから何かを発信できる人たちでコミュニティを作りたいんです。そういう場所にしたい。
──
そうですよね。僕も、僕だけじゃなくて発信できる人はみんな発信してくれって常々思ってて。15年かけて変わったものって、情報の得やすさと発信のしやすさですね。良くも悪くもですけど。古民家って圧倒的に小さい市場にとっては「発信」ってすごく大事だと思うんです。
福田
そうでしょうね。
インタビュー

不動産業界の過渡期

──
15年前にホームページ経由で来られたお客さんっていうのは、たぶん情報がない中、必死に探して辿り着いたんじゃないかなと思います。
福田
そうです。まさしくそうです。
──
だから素晴らしいことをされていたんだなと。
福田
でも、会社は絶対大きくなんないですよ(笑)。
──
(笑)
福田
でもいいんです、それは(笑)。もともと創業当時から、会社を大きくするつもりはなかったですから。
──
そうなんですか。
福田
売上高がいくらとか、不動産会社は目標を掲げるわけですけど、うちは絶対そういうのは目指してないからって。
──
なんかあれですよね、ビジネスというより社会貢献というか。特に古民家は。
福田
そうかも知れないですね。
──
だって絶対に潰して新築した方が一番儲かるから、誰でもやるわけでしょう。
福田
そうですね。ほんと。
──
不動産屋さんって「古民家があります」って言われても、最初から選択の余地がないですよね。
福田
考えてもいないでしょうね。まあ不動産業ってそういうもんですから、しょうがないです。だから私たちは業界の中では変態なんですよ(笑)。
──
(笑) いや僕はぶっちゃけ、古民家っていうのは不動産屋さんのさじ加減一つで残ったり消えたりすると思ってるんですが。
福田
いや、まさしくそうですよ。
──
福田さんみたいな方がたまーにいらっしゃって、そうするとそのエリアの古民家だけは守られる。
福田
そうですね、再生協会の井上顧問がいつも仰ってるように、空き家の問題を、不動産屋さんがやってるうちは絶対解決できないっていうのと重なる部分があると思いますね。当然不動産業界にいますから、業界の動きは分かってるんです。
──
ああ。
福田
空き家がビジネスになるっていう発想、まったく無いですからね。
──
無いんですか。
福田
無いです。
──
ほー。
福田
もしあったとしても、ビジネスにどうやって結びつければいいか分からないという次元です。具体的に誰かがそういうことをやっているっていうケースもまだ無いです。
──
なるほど。
福田
古民家の先に「空き家」がつながるんで、その辺が見えてくるといいんですけどね。不動産業界は素直だから、お金が見えると…(笑)
──
そうそう、そうなんですよ(笑)。
福田
(笑)すぐ飛びつきますからね。だから今は過渡期なんじゃないかな。あと3年ほどすれば変わるような気がする。
──
あ、そうなんですか。
福田
5年はかからないような気がする。
──
ほんとですか。それは嬉しいですね。うちの集落はほんと日々あちこちの古民家が潰されて、そこにしょうもない家が建ち続けてるんで。その教育とか、考え方の浸透が間に合うかなってずっと気にしてるんですよ。
福田
そうですよねぇ。だからもっともっと活用推進という考え方を広めて、それをみんなでやっていくと、たぶん不動産業界も少しずつ動くはずですよ。
──
動きますかね。
福田
一つ事例ができるとね。そこでうまくいったってなると、みんな飛びついてくる。
──
分かりやすいですね(笑)。
福田
分かりやすい業界だから、意外と巻き込むのは簡単だと思いますよ。ニンジンをぶら下げると…
──
(笑)
インタビュー

暮らしを売る

福田
僕、神奈川県の不動産協会の本部があって、その役員やってるんですけど、協会の中でもそういう話題はある。
──
あ、そうなんですか。
福田
だから関心はあるんです。でもそれが具体的にお金になるってことが分からないから、みんな動かない。
──
目の前の土地って、今後圧倒的に空き家が多くなるじゃないですか。そのマーケットを無視してあくまで新築にこだわって、お金かけて新築を売り続けるスタイルは徐々にしんどくなっていきますよね。
福田
そう思いますね。
──
それに今は消費者側も情報に強い人たちが出てきて、そういう人たちにとっては広告の力が薄れつつあるじゃないですか。ステマを見破ったり。だからもっと消費者は賢くなっていけばいいのになって思います。もっと自由に、多様な生き方、もっといろんな家があっていいし、いろんな形の暮らしがあっていいと思うんです。なのに、なんでこんな似たような家ばっかり…
福田
(笑)
──
いや、見た目が良けりゃまだいいんですよ。でも海外に比べたらね、趣とかね。
福田
ほんとに無いですよね。
──
きっついなあって。
福田
元々僕、なんでこの会社を始めたかって話に戻っちゃいますけど、実はそういう家を建ててる会社にいたんですね。
──
ああ。そうなんですか。
福田
某大手さんです。今やってることと真逆ですね。
──
そうなんやー。
福田
それでね、あまりにもつまらない仕事というか。当時ね、まだよく分からないなりに「これはないだろう」って。でもバンバン作ってましたよ。
──
へぇー。
福田
だからその辺はよく知ってますよ。やっぱそこには行きたくない。
──
そうですよね。
福田
でも、会社が大きくなるのはそっちの方向ですから。不動産屋で独立した人たちは大体みんなそっちに流れますよね。簡単だし、銀行からお金借りればすぐできるし。
──
いや、僕もブログに書いたことあるんですけど、僕が社長やったらそうしてるだろうって。現時点での状況では企業としてはそっちを選びます。それはしょうがない。だから、消費者が賢くなりましょうって。
福田
それはありますね。
──
施主が変わっていけば、さっきのニンジンじゃないですけど、同じ方向に向いてくれるんじゃないかなって思います。
福田
最近すごいなって思ったのは、TVでヤナセのCMを見たんですけど、ヤナセって車を売らないんですよね。
──
ほー。
福田
車のある暮らしを売るんですよ。
──
面白い。
福田
その言葉がすごく好きで。だからうちも「家は売らない。暮らしを売るんだ」って言いたいですね。
──
いいですねぇ。
福田
暮らし方の提案をしたいんですよね。そういう会社です。これ、響く人には響いてくれると思ってます。
──
いやでも、響かない人にも、今僕らが種をまいて、今はあまり響かなくても4~5年後に家を買うってなった時に、ふっと思い出してくれたら、芽吹いてくれるかなって思います。
福田
そうですね。そうあって欲しいですよ。
──
いやー、今日はどうもありがとうございました。「暮らす湘南」、何をされてる会社なのかしっかり理解できました。
福田
それはよかったです(笑)。

おわり

物件例

くらす株式会社

代表者名代表取締役 福田 徹(Toru Fukuda)
所在地〒251-0037 神奈川県藤沢市鵠沼海岸 3-5-5
連絡先TEL:0466-35-6660 / FAX:0466-35-6668
メールアドレスklass2@shonanstyle.com
休業日毎週水曜日・第1,3火曜日
営業時間10:00〜18:00
免許宅地建物取引業免許 神奈川県知事 (3) 第24866号
従業員数5名
アクセス小田急江ノ島線 鵠沼海岸駅 徒歩1分
所属団体(社)首都圏不動産公正取引協議会 加盟
(社)全日本不動産保証協会会員
(社)不動産保証協会会員
加入団体特定非営利活動法人全国コープ住宅推進協議会
公式サイト https://shonanstyle.com/
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