【過去記事発掘】田舎暮らしと声かけ事案
今回は「田舎暮らしと声かけ事案」の記事を再掲します。
この記事を書いたのは3年前ですが、最近もちょうどそういうことを考えてたんですよ。
古民家暮らしといってもいろんな地域があるよねと。
この3年の間に僕もいろんな地域のいろんな話を耳にしてきましたが、やっぱり「当たり外れ」は存在するのですよ。
たとえば、よそ者に対して、受け入れてくれるような地域なのか、それとも拒絶するような地域なのか。とか。
それはいわゆる「地域性」というものですが、村単位、街単位、あるいは市町村単位、もっと言うと都道府県単位での住民の性質・気質があるよなあ、とこの歳になっても思ってしまいます。
実際あると思うんですよね。
大阪はどうだとか。青森はこうだとか。
もちろん人間一人一人のミクロな視点でみればみんなバラバラの性格なんですけど、それが集団になった時には、居住地域ごとのある特性が発露するのではないか。
日本人だって「日本人は真面目」「日本人はルールを守る」みたいな言い方は主語デカすぎて正確じゃないですよね。
ミクロで見れば不真面目な日本人もいるし、ルールを破る人もいるわけです。
が、
海外に行ったらやっぱりね、あ、これ全然違うわと、スリやひったくりの多さ、割り込みや信号無視の多さに圧倒されて、○○人ってほんとサイテー、それに比べて日本人って礼儀正しくて素晴らしいね、みたいな感想は持ってしまいがちなんですよ。
ということで何の話かというと、皆さんが理想の古民家を見つけて舞い上がって即購入!!!と思った時、即購入する前にその地域の性質を調べた方がいいですよ、という話。
しかも調べるだけじゃダメ。
「よそ者に優しいところを選びましょう」みたいな単純なジャッジはできません。
なぜなら優しさは人によっては煩わしさに、冷たさは人によっては適度な距離に感じられるかもしれないからです。
ようは、その地域の風土が自分に合うか合わないかの判断なんですね。
そういう意味では、僕はいろんな街に住んだ結果、生まれ育った地域が一番落ち着くという自分を発見しました。
いわゆる「卍地元★最強卍」というやつです。
なので僕ははじめから「最強な地元から半径○○km以内」みたいな探し方をしました。
自分に関してはこれは間違ってなかったなと思います。
でも人によっては「地元○ね」という方もいらっしゃいます。
じゃあ自分にはどういう地域が、どういう土地が合うのか。
僕としては、職場に近い、土地が安い、そんな理屈よりも「肌に合うかどうか」のジャッジが大事なんじゃないかなと思いますよ。
今回はそんな僕の「肌に合った地域」のお話です。