【過去記事発掘】無理してリノベしてもまあ何とかなる
この過去記事発掘回では基本的に過去のビュー数が高いものを時系列でご紹介しているわけですが、時にはあんまり読まれなかったけど読み返してみるといいこと書いてんじゃん、というものに光を当てたいという目的もあったりします。
今回の記事はいわゆる実用的な情報ではなく、クロニカにおいては安定して人気のない「思想・哲学」系の記事。
でもねー。大事ですよ哲学って。
古民家に限らずだけど。
思想・哲学ってあらゆる物事の判断基準となるからね。
人間の幸不幸を決めるのってお金や地位なんかじゃなくて思想なのですよ。
物事をどう捉えるかで幸福度が大きく左右される。
しかもそれが一生続くんですよ。
思想は大事。
で、今回の記事は「自分が使える程度のお金って財布に入れたら知らんうちに溶けるし、溶けたところで影響ないし、そのこと自体を忘れるから、毎月のローン返済額が思ってるより高くなっても、ある程度まではまあ何か知らんうちに何とかなったりするから、無理してリノベしてもいいんじゃない?」
という無責任極まるお話です。
が、
これは実際、ローンが足りずに多重債務者となった僕の実感としてあるんですよね。
僕は現在、最初に想定していた「月5万円」よりもはるかに多い金額を毎月返してるわけですが、まあなんとかなってる。今んとこは。
もしかすると「月5万円」の世界線では僕は外車に乗って常に日焼けしてるかもしれませんが、この現在の世界線、つまり17年落ちの国産車に乗って日焼けどころか最近急増した老人性色素斑に悩んでレーザー染み取りを調べたら何万円もすることが分かって諦めたこの世界線において、僕はべつに不幸でもないし、生活が破綻しているわけでもない。
それどころか素晴らしい家に住み、「あの時に無理して良かったな~」と10年近く毎日思いながら暮らしているのです。
このエピソードをどう判断されるかはあなた次第。
でもこういう考え方、実感を持っている人がいるということは、ローンの借入額を決める時に、ちょっと思い出しても良いかもしれません。