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僕が古民家を選ぶまで その1

古建具

皆さまどうもこんにちわ。クロニカ主催者の大原です。
2018年3月2日にこのサイトを立ち上げてから、はやいものでもう5日の月日が経ってしまいました。
最初の投稿でなぜ「ガラス瓦」から書き始めたのか自分でも分かりません。
言いたいことがいっぱいあるんです。
何から書いていいのか分からないんです。


そんな時はまず自己紹介から始めるのがセオリー。
かどうかは知りませんが、自己紹介します。サイトではなく、自分の。


僕は大阪生まれ大阪育ち、超文系で、文学部卒で、本読むやつらは大体トモダチ。古いものとマンガが大好きな、どこにでもいる普通の中年です。
そんな普通の中年ですが、ある日、家を買おうと思い立ちました。
子供もできたし、家賃を払い続けるのももったいないし、年齢的にローン組むの厳しくなってくるし…
という、超普通の理由です。
じゃあどんな家を買うのか? 当時の僕はこう考えていました。
「どこかいいところに、自分の理想の家を建てたいな」
はい、超普通です。
こんな普通の僕が、なぜこんなことになったのか。
それは追々語るとして、まあそういうわけで当初は新築するつもりで、土地探しからスタートしたのでした。


それからは夜な夜な不動産サイトを巡回し、それと並行して間取り図を作成し、雑誌や写真集を買いあさり、家の勉強に励む日々。
元々建築は文系側からのアプローチですが少しかじってて、日本にあるフランク・L・ライト設計の建築は全部チェックしてて、谷崎潤一郎の「倚松庵」を愛していて、旅行先で「旧○○家住宅」みたいなところを見つけたらすぐに立ち寄る程度には建築が好きでしたが、いざ自宅となると、机上のアレではまったく太刀打ちができず、とにかく日々勉強でした。
大手ハウスメーカーの展示場にも行ったし、
子連れ家族をおびき寄せるためのどうぶつショーも見たし、
中小工務店のモデルハウスも回ったし、
ノベルティに釣られて住所書いたせいで怒濤のパンフレット攻撃も受けたし、
まぁ一般的な家づくりの洗礼は大体経験したんじゃないでしょうか。


そうこうしてるうちに数ヶ月経って、やっと理想に近い土地が見つかり、よーしここに理想の家を建てるのだ! と意気込んで、親を連れていって、周りにも話して、あとは電話一本で購入確定、というところまでいったある日のこと。
その日は仕事で和歌山に行ったんです。高速降りて、ミカン畑の中をとろとろ走っていると、ふと和歌山の古民家が目に留まりました。
特に珍しいものじゃありません。その辺りの地域ならどこにでもある民家です。ちょっとした長屋門があり、門の奥には庭があり、縁側がある。門には雑に増築されたガレージがあって、そこに軽トラが突っ込まれてる、和歌山のベタな風景です。
その褐色に焼けた杉板張りの壁や、奥の方にちらっと見える縁側の木の建具を目にした時、なぜか、

あれっ?

という気持ちが突然わき上がりました。


つづきます

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