大阪府岸和田市、中原工務店の中原さんは地域に根ざす大工さん。今では希少になってしまった手刻みの仕事を求めて親方の元を離れ、23歳で独立されました。今や再生協会の支部長として、古民家を守り、地域を良くする活動に日夜奔走する日々です。そんな中原さんに、大工の話、地域の話、子供の話など色々お伺いしました。
京都府亀岡市にある松栄住宅代表の畑さんは、古材を使った新民家という住宅を推進されています。その考えに至るまでには、左官の世界、不動産業界、ドームハウスなど様々な経験がありました。常に答えを探し続け、60歳を過ぎて新しい世界に飛び込んでいった畑さんの、多くの体験と思考の軌跡をここにご紹介します。
【内容】
不動産業界に飛び込む / 家をつくりたい / 日本初の木造ドームハウス / 何のために生まれてきたのか / 京町家の改修 / 「新民家」という選択肢 / 繋げていって欲しい
京都府亀岡市、畑工務店代表の畑さんは手刻みができる大工であり、シックハウスの研究者であり、介護保険事業も手がけていたりと、いろんな顔を持つ方です。多岐にわたるお話をお伺いして感じたのは、その底の方に流れる「お客さんのためになることをしたい」という気持ち。畑さんが辿り着いた答えは「本物の家づくり」でした。
【内容】
大工は揺れ方を知っている / 消えた「家の個性」 / 不動産屋が大工を選ぶ / シックハウスの研究 / 介護保険の矛盾 / 一階の雨漏りの話 / 図面に無い仕事 / 自然の気持ちよさ / 木を舐める