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家と長く付き合うために必要なこと

皆様こんばんわ。
今日も加湿器をフル可動させて慢性のドライアイと闘いながらこれを書いているおっさん@23時30分です。
今回は「家と長く付き合うために必要なこと」というタイトルですが、最初に言っておきます。
木を長持ちさせる日常のメンテナンス方法とか、
DIYでできる補修ポイントだとか、
いざという時に役立つ保険の特約だとか、
そんなベタなことを語る気はありません。
そういうのはYouTubeで検索すればいくらでも出てくるのでそっち見てください。
今回僕が話すのは精神論です。
また精神論かよ~うぜぇ~と思うじゃないですか。
でも精神論は、いわば生活の指針となるもの。家でいえば設計図。DIYとかそういう具体的な技術よりも先にくるもので、だからこそ大事なんです。
ちなみにこの時点で早くもドライアイの両目が限界を迎えつつありますが、まばたきの回数を3倍にしてがんばりますので、皆さんもぜひ最後まで読んでくださいね。

あのねこないだキッチンのシャワーホースのCMをインスタでぼけーと見てたんですよ。
そのシャワーホースでどっかの奥様がじゃがいもを洗おうとしてるんですよ。
でね、奥様がシャワーホースをぐっと引っ張ったらホースが伸びて、いい感じのところで固定されたんです。
「じゃがいもの近くで水が出るのですごく便利!」
いやちょっと待てと。
ちょっとおかしくないですかと。
数千円か数万か払って水道屋呼んで蛇口を取り替えてじゃがいものところに水を来させるより、水が出るところに手でじゃがいもを持っていけばええんちゃうんかと。
つまりうちの蛇口で僕がいつもやってることちゃうんかと。
こういうことは日常でよくあるんですよ。
またカメラの話で恐縮ですが、ズームレンズあるじゃないですか。最近のスマホだったら×2とか×3とかのズーム機能。
あれもね、遠くで寝転がってるレイレイとかシャオシャオとか、そういうやつを撮るんならいいんですけど、自分の子供とか撮るなら、自分が近付いていきなさいよ、という話なんです。
ライオンちゃんに自分から近付いていくと逆に向こうからもすごい速さで近付いてきてえらいことになりますが、恋人や子供には近付いていきましょうよ。
近付いていくと、相手の表情も変わるんですよ。
ボタン一つで楽しようとしてんじゃねえよと。
自分が動くと、まず自分の心が変わるんです。
自分の心が変わると相手の心も変わるし、その結果、写真に写るものも変わってくるんですよね。

これはべつにカメラマンのポートーレート講座ではありません。
小説だって映画だって同じこと。
「さあ俺を楽しませてみろ」とソファにふんぞりかえってリモコン押す人は、そういう人たち向けにつくられた、至れり尽くせりの作品しか楽しめません。
ちょっと不親切な作品にあたると「意味が分からなかった」とか「退屈すぎて途中で寝ました。☆1つも点けたくありませんがシステム上0点がつけられないので☆1で」みたいなレビューを書いちゃいます。
もちろん本当に駄作な場合もありますが、そういう時は往々にして、作品ではなく、見てる側の態度に問題があるように思います。
ソファにふんぞりかえってポテチ喰ってないで、もうちょっと前のめりになって、能動的にその作品を受け止めようとすれば、その作品の面白さや魅力に気づける場合も多いのです。

てことで古民家の話ですが。
メンテにしろ、補修にしろ、リノベにしろ、業者を呼んでふんぞりかえってお金払って終わり、じゃやっぱよくない。よくないというか、もったいないです。
ふんぞりかえってるかどうかは分かりませんが、ネットの口コミなんかを拝見するに、何かあったら業者を呼ぶ、うまくいかなければ業者のせいにする、という方々がこの国にはとても多いようにお見受けします。
そうじゃなくて、もっと家に近寄っていって、自分の手を動かしてみようぜと僕は思います。
手を動かすと、家に対する自分の心が変わるんだぜと。
それはべつに家に愛着がわくとか、大変だということが分かって家を大事にするようになるとか、そういう意味ではありません。
てかむしろ大事にしなくなると思います。
宝物のように大切に扱う、あるいは腫れ物に触るように扱う、いずれにしろ家との距離がそんなに離れているようじゃ、家と付き合っていくことは難しいし、いずれは心が離れていってしまう気がします。
だから家は等身大で付き合った方がいい。
等身大で付き合って、良い意味で家を大事にしなくなることで、はじめてその人は「家」と友達になり、長く付き合っていけるようになるんじゃないかなと思うのです。

とにかく、自分から動くこと。
これを生活のクセにしていると、物事が好転する場合が多いです。
じゃがいもは手で蛇口に持っていこうぜ!
家のメンテはまず自分でやってみようぜ!
走り回る子供は追いかけて撮ろうぜ!
ライオンからは死ぬ気で逃げようぜ!
クマからは背を向けないようにして、前を向いたままゆっくりと、しかし着実に離れていこうぜ!
というのが今回の僕の主張でした。


ドライアイが限界突破したのでもう寝ます。また次回。

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