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古民家リノベーション体験談56 和室と子育て

【前回までのあらすじ】床材を畳に替えただけの部屋を「和室: 8室」とか表示するのやめて


前回は「和室にして大正解」というヒキのまま終わりましたが、今回、その理由を語ります。
どうせ途中から脱線するのが目に見えているのでもう冒頭で語ります。
それは……
寝相!!!
やつらの寝相ですよ!!!
なんのことか説明しましょう。今回もイラストを使います。

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まずこれ。初期配置。
クロニカの読者様は子育て世代が多いという感触ですが、僕も絶賛子育て中です。
僕たちはこうして離れの和室に親子4人が川の字で寝ています。
ちなみに上の子が6歳、下の子が3歳。
「6歳と3歳」という時点でもう嫌な予感がしますね。
この初期配置から1時間後の様子がこちら。

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はい。
まあこうなりますよね。
この時点で僕は下の子に顔を蹴られて一度目を覚ましています。
もう少し時間を進めてみましょう。さらに1時間後がこちら。

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はい。こうなりました。
この時点で僕はまた下の子に顔を蹴られてもう一度目を覚ましています。
もおおおお!と言いながら下の子の脇を抱えて、初期配置に戻して、目を閉じます。
それからもう少し時間を進めてみましょう。

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はい。もう何も言うことはありません。
三度目に顔を蹴られた後、僕は無言で粛々と初期配置に戻すだけです。
ていうか下の子はなぜ僕の顔面を支点にしてこぐま座のように回転し続けるのでしょうか。
そしてその支点のポイントがなぜ僕の顔面なのでしょうか。

というわけで、我が家では寝室は和室しか考えられないのでした。
そんな僕は逆に聞きたい。
ベッド派の人たちって一体どうしてるの?? と。
本当に謎です。
まあでも、寝相以外にもたくさん良いところはあるんです。
これは近々書きますが、母屋をリノベーションしている間、実は僕たちはこの和室で朝から晩まで暮らしていました。
その時に体験した安心感、安定感、家族の一体感…
これを何と表現すればいいでしょうか。
畳の上でごはんを食べて、食べてる最中に背中に抱きつかれて、「座ってメシ食え!」と叱って、その後ちゃぶ台の下で足指相撲して、食べ終わったら後ろに寝転がって、子供に腹ダイブされて、吐きそうになりながらそのままそこで寝る。
寝ながらローリング攻撃もできますし、枕投げもできます。
毎日合宿です。
合宿ってホテルより畳の大部屋の方がテンション上がるじゃないですか。
あれってなんか「一体感」みたいなところが刺激されるんじゃないですかね。
やっぱり、ベタな言い方ですけど「日本人のDNA」としか言いようのない感覚ですね。
日本人って、床に近ければ近いほど落ち着くんちゃうかなと思います。

結局、この仮住まい体験が元で、母屋の居間も床に座るスタイルになりました。
一応ソファも置いてますけど、ソファに上がることすらしんどいという、床とほぼ同化した超脱力スタイルで暮らしています。

和室のどこに一番こだわったかというと、実は、入口です。
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