古民家再生、古民家物件、リノベーション情報など。

2026新年のご挨拶

皆さまあけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ということで新年のご挨拶を書こうかなと思うのですが、いや、お前の挨拶なんかどうでもいいんだよ、こっちは古民家暮らしの情報を集めてるんであってお前個人になんか1mmも興味ねえわ勘違いすんなボケ、と思われる方も多いと思います。
え?
多い?
多いの?
まあいいや、そういう方には申し訳ないですが、思うことをつらつら書きたい時もあるってもんで、新年のこの機会になんとなくこれまでを振り返ってみようと思います。

なんでそんな気持ちになってるかというとね、ちょうど昨日、ノーリツのガス給湯器に「888」っていう謎のエラーコードが表示されたんです。
ずっとお風呂を焚いてなかった時に出るいつものエラーとは違うし、なんだろうと思って調べてみたらね、なんと「設置後10年が経過した時に点検を促すためのアラート」だったんですね。
うえーまじかよまた金かかんのかよ、というリアルなリアクションは置いといて、10年!!!
と思いましたよ。
10年ですよ皆さん。
「うちは離れを新築で建てたので~」
とか
「この離れは新築なんですが~」
とかいつも人に説明する時に言ってる「新築の離れ」がいつの間にか築10年の中古物件ですよ!!
いやーびっくり。
そら僕も10kg太りますわ。

それでまあ10年の節目ということで、風呂に入りながらいろいろ思い出していたわけですよ。
「古民家を買う時にいろいろ言われたなぁ……」とか「10年間べつに何の問題もなく暮らしてこれたなぁ……」とかね。
10年と聞くとこの国の住宅業界では「10年メンテ」の時期らしいですが、僕は新築も古民家のような素材を使ってるので、べつにメンテはいらん感じです。
内装の壁は漆喰だし、外装材も杉板だし。
あ、そうだ今思いついたけど、次回あれですね、自然素材を使った新築の10年メンテ編やりましょうか。
10年経って外壁がどうなったのか、浴室の床がどうなったのか、ドアは、漆喰は、という感じで新築当時の写真と比較して検証しましょう。
そうしましょう。
ちなみにうちは大掃除なにそれおいしいの?という家なので、新築に比べて普通に汚いですが、まあそれも経年ということで。

で、10年ですよ。
古民家界隈に限って言えば、この10年で大きく変わったのは二つ。
建築費の高騰と、リノベ時の法規制です。
建築費ほんますっごい上がってますよね。僕がリノベした当時に比べて1.5倍くらいじゃない?
新築も同じくらい上がってるから、今から家建てたい、家買いたい人はとにかくお金との戦いになると思います。
そして建築基準法の改正も10年前より厳しくなって、大規模リフォームには建築確認申請が義務づけられました。
これはどういうことかというと、屋根を全面的に葺き替えて野地板も交換、みたいな規模のリノベは現行法の耐震基準を満たさないといけない=石場建てがアウト=基礎もやり替えないといけない&壁も増やさないといけない、という法改正です。
古民家的にはかなりやばいっていうか本気で言ってんのかそれ、という事件なんですが、一応グレーゾーンはあるようで、そのへんをうまーくやってくれる工務店さん、すなわち古民家に詳しい工務店さんに頼む大きな理由がまた一つ増えたという感じですね。
特にクロニカに載せてもらってる全国古民家再生協会の皆さんはその辺を勉強して情報をシェアしてるので心強いですが、普通の工務店さんはこれますます対応でけへんのでは?と思います。

その二つを受けて、今から古民家探しする人は!
とにかく!
「状態のいい古民家」を見つけること!!!
です。
もうこれに尽きる。
状態のいい、すなわち大規模工事を必要としない、これが上記二つの問題をクリアする必須条件である。
風呂、トイレ、キッチンの水回りは直すとして、その他はまあそのまんま住めるかなー、
と思う物件に出会ったら勝ちです。
あ、2億持ってる人は好きにしてください。この話関係ないです。あっちいって。
2億持ってない人はとにかくそれを念頭に置いて物件探しをしていただければと思います。

一度手に入れ、ちゃんと直せば、「こんな家に自分なんかが暮らさせてもらっていいの…?大丈夫…?」と毎日思うような素晴らしい暮らしが手に入る。
これは古民家に暮らして10年の僕が断言します。
10年間、毎日が最高です。
もうまじでローンの元取ったと思ってます。(あと25年つづくよ!)
なのでお金的には逆風ですが、皆さまにはなんとか2026年も知恵と知識とクロニカを駆使してその荒波を乗り越え、古民家暮らしを手に入れていただきたいと思っております。

そういうわけで、今後も役立つ情報を発信していきますので、本年もクロニカをどうぞよろしくお願いいたします。

pagetop