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古民家リノベーション体験談50 ユニットバスと在来工法、違いは何? どちらのお風呂がいいの? 知っておきたい浴室の最新知識!

【前回までのあらすじ】もういいの。ほっといて。


皆さんこんにちわ!
web検索結果のタイトルに今回のように「?」が入ってるやつのほとんどは業者が広告収入目的でバイト雇ってコピペで作った大切な情報が何一つ書かれていない量産ブログだからスルーしようぜ! でおなじみのクロニカ大原です。
テンション高めですみません。
これ書いてるの朝なんです。テンション上げないと書けないんです。
というか今回のタイトルのせいでアクセス激増したら複雑な気持ちになるよね!
そんなことはどうでもよろしい。

さて前回は窓とドアの重要性について書きました。
今回は窓とドア絡みで、工事の時系列としては前後しますが、先にお風呂のことをお話しようかと思います。
相変わらず新築の話ばかりしているこのブログですが、お風呂や洗面所といった水回りに関しては、古民家再生する時にかなりの高確率で作り直すことになると思いますので、一応目を通しておいて頂ければと思います。
で、
まず僕は以前にも書いた通り、在来工法とユニットバス(システムバス)のどちらにするか悩んでおりました。
これもまた両極端でね。
在来工法はタイルも窓もドアも自由にデザインできて100点。
でもシロアリ耐性0点。
メンテナンス性0点。
ヒートショック耐性0点。
対してユニットバスはタイル不可、窓とドアもほぼ選べず0点。
でもシロアリ耐性100点。
メンテナンス性100点。
ヒートショック耐性100点。
みたいな。
雑誌で海外の死ぬほどカッチョいい在来工法の浴室を見かけてスクラップして、いつか自分もこんなお風呂に入りた~い♥ と思っていた憧れが、実際に自分がお金を払って本気で選ぶ段になると、シロアリがわきまくる問題やら、目地にカビが生えまくって必死で掃除する問題やらが出てきて、「まあ憧れは憧れでね、実際はそう簡単にいかないし、現実はこんなもんよね」みたいなゾーンに流されそうになるわけです。
さらにどの新築ブログ見ても皆さんユニットバスなんです。どのメーカーもほっとんどユニットバスしか作ってないんです。
僕は大阪住みなのでグランフロント大阪のでっかいショールームフロアに通いましたが、メーカーを回っても「浴槽」単体で売ってるとこなんか1社だけで、あとは全部「リファーユ」とか「エクセラ」とか「ティアラ」とかなんかそんな名前がついたシステムバスしか扱ってないんですよ。
もちろん実際にショールームで見ましたけど、僕が憧れてた海外の「タイル張りで植物に囲まれて無造作に立てかけてある古びた手鏡が射し込む朝日に輝いてる」みたいなお風呂と「リファーユ」じゃ趣が違いすぎる。
人間で例えるならジャン・レノとペッパー君くらい趣が違います。
夢を諦めてペッパー君にするか!
夢を叶えてシロアリさんコンニチワか!
ぐぬぬぬぬ!!

ということで調べまくった結果、なんと両者のいいとこ取りができる素晴らしいものを発見いたしました。
その名は「ハーフユニットバス」。
名前の通り、上と下でハーフなんです。浴槽から下はユニットでシロアリ対策も保温もバッチリ。浴槽から上は在来で好きなデザインができるという。
考えたやつ天才か!!!
ピザのハーフ&ハーフを考えたやつも天才だと思いますが、まさかそれをお風呂でもやってくれるとは。
こんなん採用するしか無いやん。
当時、ハーフユニットを売ってるところは2社しかなく、そのうち1社はお風呂のドアが選べなかったので、残りの1社である地方のメーカーさんに出向きました。そこはショールームもなかったので、工場まで足を運んでチェックして、これください!!! と。
いやあ、ネットの時代って素敵ですね。

ハーフユニットバス (工場にて撮影)

ただそのハーフユニットの製造がね、一ヶ月強かかるんですって。
僕は離れの細かい仕様を決めずに着工して、リアルタイムでこうして判断していったもんですから、「風呂が届くのが一ヶ月後」という時点で工期はめちゃくちゃになります。
でも僕はもう絶対ハーフユニットに決めたので、工務店の親方に「一ヶ月待ってちょ」と伝えました。
すると親方は言いました。
「ほな余所の仕事してくるわ」と。
お互いめちゃくちゃです。
こんな「ケチャップ無くなった」「ほな今度買ってくるわ」みたいなノリでも家が建つんですね。
でも普通は絶対にこんなことにならないので、僕らの工事のフローはほんと参考程度にしてくださいね。

そんなわけで長くなりましたが、前回の最後、お風呂にオリジナルの木製ドアが使えるようになったよ! につながります。
もちろんドアだけじゃなくて窓も自由に設定できるので、でっかいアルミの出窓をつけて、ガラスブロックも使いました。
その完成品がこちら。

ハーフユニットの浴室

「雑誌で見かける海外のやつ」と「リファーユ」のハーフ&ハーフ。我ながらよく諦めずにがんばった。


お風呂の話、もうちょっと続きます。

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