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ドラム式洗濯機と古民家における文明の利器について

つい先日、インスタでダブルスタンダード上等について触れましたが、僕はいつでもダブスタ上等、いいとこ取り最高であり、ポリシーなんざ犬にでも喰わせとけって思っちゃう人間なんですが、今回はタイトルの通り、ついにアレを買ってしまったので、それにまつわるお話をしようと思います。

そのアレとは、僕が長年どうしようか思いあぐねていたものであり、便利そう……しかし何か落とし穴が……と警戒していたものであり、つーか高ぇなオイ!と諦めていたものでありましたが、そのアレとは何を隠そう、タイトルで即バレしている通り、わたくしこのたび! ドラム式洗濯機を! 買っちゃいましたよォォ!!
というほんとにしょうもない話なんですけどまあ聞いて。画面閉じないで。
ドラム式洗濯機。
それはこの自然素材に囲まれた緑豊かな古民家暮らしのまさに対極的存在。
その近未来なデザイン、ツルツルのプラスチック素材、スマホ予約とかボタン一つでみたいな思想、そういったありとあらゆるものが古民家スローライフと真っ向から対立するこの巨大な異物を、ついに買っちまったわけです。
奥さんこれは事件ですよ。
見てよこれ。

どうですかこの異物感。
絶対に古民家ブログに登場してはいけないビジュアル。
この写真一枚、こいつの存在ひとつで、僕が今までブログで語ってきた話、主張してきたポリシーがすべて灰燼に帰すのです。
古民家暮らしって不便さをどれだけ楽しむか、みたいなとこあるじゃないですか。
丁寧な手仕事の良さを僕は語ってきたじゃないですか。
不便だけどその中に物語があって、たとえば外に洗濯物を干しに行く、その道すがらで春の訪れを知ったり、太陽の匂いを感じたり、雨が降って、わーしまった雨だ! と慌てて子供たちと洗濯物を取り入れに走ったり。
そういう生活のシーンがたくさん生まれる暮らしは、豊かであると。
僕そんなふうに言ってきたじゃないですか。
でもこれ見て。
全自動。
洗剤入れるのすら全自動。
洗濯~脱水~乾燥までボタン1つポチ!
てかボタンすらなくてタッチパネル。スマホ連動。
最高かよ。

真面目な話すると、不便でも手仕事でやった方がいいところと、文明の利器に任せた方がいいところがあるよねっていうことなんですよ。
あったりまえな話ですけどね。
だって考えてみてくださいよ。
激しい雨の中、手編みの蓑をかぶって走ってる人を見かけたとしたら「え……あの人、傘知らんの……?」って不安になりますよね。
手を入れただけでお湯の温度を正確に言い当てる職人とかテレビで見たら「え……温度計持ってないの……?」って思っちゃいますよね。
そういうことなんですよ。
洗剤を自分の手で入れるという手仕事に意味はあんま無いし、外に干すのだって、太陽の匂いは感じられるけどそれに労働の対価とリスクが見合ってない。
という総合的判断(+文学賞の賞金)により、我が家に最新型ドラム式洗濯機がやってきたのでした。

ちなみに古民家暮らしは、なんやかやと手がかかります。
といっても特殊な仕事が発生するわけじゃなく、一つ一つは一般家庭と同じタスクです。
が、
古民家は広いのよ!
その広さぶん、手がかかるという感じです。
たとえば洗濯を干すのだって、おそらく普通の一般家庭の5倍くらいの距離を歩いて洗濯物を干しに行きます。取り込むのだって5倍歩きます。雨の時なんか5倍速ダッシュです。
掃除も使ってない部屋は掃除しないので楽ちんですが、それでもまあ普通の家よりは面積が広い。
そういう差分を、文明の利器で解消しようではないか、ということです。
たとえば我が家の買って良かった・オブ・ザ・イヤー2023年度の受賞者はこの方です。

これまじでもうすごい。
いやすごいのは自然素材に囲まれた古民家ライフを全否定するかのような強烈なカラーリングではなく、その機能性です。
確実に人生観変わりましたね。
これまでマキタの14.4V→18V使ってたんですが、このダイソン様をお出迎えしてから、マキタは人にあげました。
ぜんっぜん違うよ。吸引力が。
吸引力に加えてヘッドも違うのよ。
マキタはただのヘッドの形をしたプラスチックでしたが、ダイソン様はヘッドがちゃんとぐるぐる回る! しかも幅広いスポンジが回転するフローリング用と固めのブラシでゴリゴリ吸い上げるカーペット用の2つのヘッドがついてくるのだ!
ということでひろーい古民家にコードレス掃除機は必需品なんですよ。
ほんま普通に掃除機かけるだけで何回コンセント抜き差しすんねんっちゅう話ですからね。
このダイソン様で我が家のQOLは爆上がりしました。
あ、ロボット型はダメですよ。古民家、段差しかないんで、ロボットちゃんがうちを走ると縁側のえぐい段差に落ちて3秒で白目むくと思います。
なのでコードレス掃除機一択です。

とりあえず古民家暮らしで特にありがたいのはこの二つかなあと思います。
まあ何でも、利用できるもんはガンガン利用していいと思うんですよね。
床暖つけたってべつに古民家らしさが損なわれるわけじゃないですから。
とにかく古民家ライフを楽しめりゃいいんです。
ポリシーとか捨てて気楽に行こうぜ!
今回はそんなお話でした。

【オチ】
ボタン一つで洗濯から乾燥まで全自動!
朝起きたらフカフカの衣類がシワもほとんど無い状態で綺麗に仕上がってる!
あとはそれを畳むだけ!
まるで夢のよう!!
と思って23万も出して最新型のいちばんええやつ買いましたよ。
いや、それはその通りやってん。
その通りやってんけどな。
洗濯したやつ全部きっちり1~2cm縮んだんですけど。
おい。
どういうことやねん23万。
おいおまえコラ。目ェそらすなや23万。こっち向けやオイ。

てことで、夢のようにはいきませんでしたとさ……
ちょっと洗い方工夫します……

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