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奈良県大和郡山市。奥様のシックハウスを契機に自然素材の家づくりに舵を切り、古民家再生を手がけるようになった代表の中西さんへのインタビューは、まるで古民家のような雰囲気を持つモデルハウス『和みの家』にて行われました。寒さの話、職人の話、住宅産業や断熱の話。多岐にわたってお届けします。 【内容】 義父の仕事を継ぐ / 奈良の古民家事情 / 寒さの経験と薪ストーブ / シックハウスから古民家へ / ふっと気が抜けた / 中古物件の問題 / 断熱の実験
愛知県新城市、豊橋市、豊川市にそれぞれオフィスを構える戸田工務店。今回は社長の戸田桂一郎さんと、会長である戸田由信さんのお二方にお話を伺いました。全国の古民家再生事業が抱える問題を通じて見えてくる、知られざる日本の住宅史と現状。ぜひ最後まで読んでもらいたいインタビューです。 【内容】 工務店も大工も知らない / 日本のコンプレックス / 作り手の「良心」の在りか / 人間の手足に触れてきたもの / 業者側の倫理 / 継いでいける世代の使命
熊本県熊本市。銀杏開発株式会社代表の村田さんは「家づくりにおいて、どちらかは善、どちらかは悪ということはない」と話します。様々な価値観を持った人がいるように、様々な家があっていい。その結論に至った過程を語っていただきました。 【内容】 不動産価値を守るために / 東京から熊本へ / 「寒くてもいい」人もいる / 住宅地に事務所を作った理由 / 医療業界、住宅業界の偏り / この家は壊れてしまってもいいかもしれない
岐阜県大垣市の空間建築工房。代表の吉田雅一さんは現場が好きな建築士であり、奥様の良子さんはご実家が家具屋さんでインテリアのプロ。それぞれの視点、それぞれの経験、そしてお二人のタッグから生まれたエピソードをたくさんお伺いしました。 【内容】 瓦と合戦の街 / 潰さなくても良かった家 / 都市計画から住宅の現場へ / 建築とインテリアの間にある溝 / 「古い家」への感覚のずれ / 古民家の「素材力」 / 繊維の世界から
愛知県豊田市。生まれも育ちも豊田という水嶋建設株式会社代表の水嶋さんに、材料のこと、地震のこと、健康と断熱のことなど、古民家にまつわるたくさんの大切なことを教えていただきました。 【内容】 古民家は文化の集大成 / 布団をかぶって寝るのが一番気持ちいい / 地震についての考え方 / 健康になってほしい
24で一人前の棟梁として独立後、伝統工法の家を数多く手がけてきた大森大工代表の大森さん。立派な古民家が建ち並ぶここ滋賀県長浜市で鍛え上げられた、いわば古民家のスペシャリストです。そんな大森さんにたっぷりと語って頂きました。 【内容】 丁稚奉公、そして独立 / 奥様との二人三脚 / 守り続けた伝統工法 / 地元の素材でつくられた家
新築から古民家再生までを手がける、兵庫県川西市の坂井建築事務所。代表の坂井信夫さんに「この部屋がお客さんとみっちり話し合う場です。この近い距離で」と笑いながら案内されたミーティングルームは、和洋の入り混ざった坂井さんならではのテイスト。その部屋でいくつかの建築写真を見ながら雑談しつつ、ロングインタビューが始まりました。 【内容】 400年前の移築物件 / 和と洋の垣根はない / 「ここで勉強してこい」と雑誌社に / 曳家と古民家の構造
長井工務店の長井正広さんは三代目。 家業を継ぐ前、継いだ後のことなどをお伺いしました。 古民家が多く残る大阪府島本町で「棟梁」ができる大工さんたちを引き連れ、数々の古民家リフォームやリノベーションを行っています。 【内容】ある日突然「蔵の図面を描け」 / 家ごとに棟梁を決める / 古民家は大工の技術が一番大事